東北被災地の旅2013


2013年4月26日~5月6日の11日間、GWを利用して、東北各地の景勝地と後半は大震災被災地を巡り、
わずかの買い物をして応援になればと、「被災地応援の旅」に出たのである。4月6日夕、愛車を駆って、

家内を助手に北陸~新潟~福島に入る。更に山形~岩手~秋田~青森と北上し、よていの景勝地を訪
ねた。後半は八戸から岩手の太平洋岸を南下して、被災地の「道の駅」や「物産店」や教会等を訪れて出
来るだけ、みやげもの等を買い回るように努めた。そして、仙台からフェリーに乗り、5月6日、名古屋に着
き、帰阪した。

「山」では、蔵王はハイライン(山岳道路)が大雪のため通行止めで入れず。しかし、秋田八幡平から岩手
八幡平へ抜けるアスピーテライン(山岳道路)が、行ったその日に開通し、雪壁のドライブと雪山の景観(
鳥海山、岩手山など)を楽しむことが出来た。「宿」では、雪深い岩手網張温泉や十和田蔦温泉の一軒宿
は東北独特の趣があり、旅情を高めた。「桜」では平泉あたりが満開に近く、少し後戻りして「北上展勝地」
の桜並木を鑑賞してきた。有名な弘前、盛岡などはまだまだつぼみ状態で見ることは出来なかった。

後半の岩手沿岸は、田老、宮古、山田、大槌、釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼と南下して、寄り道できる
所は出来るだけ立ち寄り、買い物をしながらその間2泊した。印象としては、目に見える悲惨な状況は少な
くなったと見受けられるが、海岸の被災地には復旧した家はなく、家の土台の跡地が延々と続いていた。
海岸の平地には新しい家は建てられないと聞く。住んでいた人たちは今でもどこかに移動しているわけで、
それを思うと胸が痛んだ。写真の掲載も最小限に留めた。被災者の一日も早い安住と新しい生活の安定を
祈りながら帰途に就いた。

40枚の写真でお楽しみください

♪♪トロイメライ/シューマン