信州の秋(15.10.13-15)

02015年10月13日ー15日(前夜12日17時30分発)、信州中北部の秋を訪ねた。その時点で紅葉の見ごろの情報のある
蓼科、八千穂、聖山、八方尾根方面である。家内を誘い、愛車を駆っての秋色探索の旅となった。

10月13日0時過ぎ、霧ヶ峰のビーナスライン車山近くの駐車場に着く。車内で仮眠するが非常に寒く寝ずらかった。夜明
け前から、名前の通り霧が深く霧ヶ峰の秋の風情は見ることが出来なかった。ここからはわずかに富士のシルエットを
拝したのみだった。次に白樺湖、女神湖をめぐり、蓼科メルヘン街道を東へ移動し、麦草峠、白駒の池、八千穂高原に
辿り着いた。天気も徐々に良くなり、巡るその地その地の秋の風情を楽しむことが出来た。この日は諏訪湖近くに宿を
取り、上諏訪カトリック教会に足を運び訪問することが出来た。

10月14日は私が白馬の八方尾根に登り、八方池からの白馬三山を見る計画のため、家内と別行動となる(家内は長距
離の山歩きが出来ない)。早い時間に八方池に行けなかったので、山に雲が湧き、白馬鑓ヶ岳しか冠雪の山を写真に
収めることは出来なかった。しかし、下山中にかろうじて杓子岳、白馬岳の姿を見ることが出来たので良としたい。下山
後、2時間のハードな山道を移動し今日の宿のある聖高原へ向かい、諏訪湖方面から電車とタクシーで来た家内と宿
で落ち合ったのである。山深い静かな一軒家、霜柱立つ草原の朝は身の引き締まる晩秋の気配が漂っていた。

10月15日は聖山山頂から、四方の山々を眺望し、山間の道の駅などを訪ね、白馬方面をめぐり、糸魚川から日本海
に出て、北陸道を走り、夜帰阪した。今回の旅は半分は懐かしい山々に会えた旅、半分は新しい出会いに触れた旅、
そういうことが出来る旅であった。

33枚の写真でお楽しみください。


♪♪カノン(パッフェルベル)