2016年4月30日(金祝)、久しぶり、実に8年4か月ぶりに山上ヶ岳(1719.2m)に登ってきた。
特に変わった所もなく、前回しっかりしていた登山道の木段が、古びて危なっかしくなった場
所があったぐらいで、変化の少ない山域だと感じた。むしろ進むにつれ、ポイント、ポイントで、
以前同行した人を思い出したり、特に「日本岩」では、毎回その上で昼食を摂るのが習わしだ
ったので、その時の様子を昨日のことのように懐かしく思いだしていた。
この山域(山上ヶ岳)は、修験道の聖地として、国内で今も女人禁制を守り続ける唯一の山
である。標高は低いが大峰山脈の主峰とされ、一般に「大峯山」とはこの山を指している。
登山道には、三か所に「女人結界門」がある。
この山域もまだ春山には程遠く、随所で霧氷、つらら、霜柱が見られ、木々もやっと芽吹き
初めの装いであった。登山装備としては、まだ冬山を想定した用意が必要である。しかし、
この日は幸いに、雲一つない晴天に恵まれ、登山の爽快さを味わうことができた。
4:09自宅発~(京阪奈道経由)~6:00/15大峯大橋~7:30お助け水~(鐘掛岩、西の覗き、
大峯山寺など散策)~11:00/30日本岩~(レンゲ辻下山道経由)~13:10大峯大橋着。
~(京阪奈道経由)~15:22帰着。
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