天草・長崎の旅(2017.04.28-05.05)


2017年4月28日から5月5日まで連休を利用して天草~長崎の教会巡りなどの自動車の旅を行った。
泉大津からフェリーで新門司に行き、約6時間で天草の富岡城に着く。近くには、約400年前に殉教した
「アダム荒川」のメモリアルパークがある。2008年に列福された188人の内、天草から唯一人の福者で
ある。訪ねておきたい場所であった。続いて、島原半島に移動。原城址にかなりの時間を費やして見て
回った。「島原の乱」の悲劇の痕跡を今に見る思いで徘徊した。中でも三体の石像が有明海を見つめる
姿が印象に残った。2日目島原泊。翌日、島原城、武家屋敷、仁田峠を回り、長崎へ向かう。

3日目の午後、長崎市は稲佐山の頂上展望台に着いた。そこからは、かって中高生の頃勉学にいそしんだ?
市内の風景や母校や教会などの懐かしい風景を俯瞰して長い時間を過ごした。夜は家内のお勧めの夜景を
見るべく、稲佐山の中腹の宿から100万ドルの夜景を楽しんだ。さすがに見事な夜景で、それも肉眼で見ると
間近かにきれいな夜景を堪能出来たのである。4日目は郊外の外海地方に移動し、ここも見ておきたかった
地域で、黒崎天主堂、出津天主堂、「沈黙」の遠藤周作文学記念館などを訪ねた。その後、佐世保に移動。
近くの「九十九島」を遊覧船で島巡りを楽しんだのである。佐世保泊。

5日目、九十九島最大の島でカトリック信徒の多い「黒島」へフェリーで渡り、島内の「黒島天主堂」などを
巡礼し、半日を過ごしたのである。幼少より島を見たり、近くを通ることがあっても上陸したことがなかった
 ので、当日も数少ない車での島めぐりが出来て、願いが叶えられた思いであった。その日は、平戸の実家、
  弟宅に世話になり、一家の昔からの珍味や珍しい料理でのもてなしに、夜の更けるのも忘れて語り明かした。

  6日目は、平戸島内のキリシタン遺跡に立ち寄り、次に今は平戸市になったが、九州本土にある「田平天主堂」
を巡礼し、続いて佐賀県唐津市に近い「肥前名護屋城址」(秀吉の朝鮮出兵の拠点)を見物した。どうして、
  大きな城跡でびっくり、全国の大名を動かしてこの出城を築かせた秀吉の権勢を思わせた。肥前町いろは島泊。
 7日目は、午前中、福岡県朝倉市の黒田家ゆかりの静かな「秋月城址」を見学し、午後早くに帰りのフェリーが
待つ新門司港に着いた。フェリーで一泊し5月5日、8日目の朝、泉大地港に着き無事帰宅することが出来た。
この旅でお世話になった皆さんに感謝を申し上げます。

36枚の写真でお楽しみください。

♪♪♪「竹田の子守歌」