栗駒山2015


2015年9月23日~26日、4日間続きシルバーウイークといわれた連休の最終日から出発し、昨年訪れた栗駒山(1626.5m)を
再度目指した。昨年は10月2日~4日だったが、既に頂上付近は終わっていたので今年は10日早めて再挑戦したのである。

関空から7時25分発、仙台空港、レンタカーで須川温泉登山口(岩手県側)に着いたのは11時53分だった。昼食着替えを済
ませ、12時30分登山にかかる。「名残が原」から栗駒山を見上げると、山頂から中腹にかけて山肌が真っ赤に染まっている
のが見えた。裾野も程よく色付いていたので今回の山旅の成功を確信した。天候も明日までは崩れることはなさそうである。

昨年以上の上部の色付きに胸躍らせながら14時30分頃頂上へ。頂上から見下ろす紅葉がまた見事で、正に絶景そのもの
であった。西側、南側で山容は全然違うのだが、それぞれに素晴らしい紅葉を見ることができたのである。南側(宮城県側)
は明日訪れることにして、登ったルートを下山にかかる。途中、昨年寄ることができず、心残りだった「展望岩頭」という名の
「展望台」に立ち寄り、眼下の紅葉を満喫して17時30分頃宿に帰着した。その夜は温泉の露店風呂で心地よい汗を流した。

翌24日も快晴。6時出発。今日のルートは「名残が原」先から東側を巻いて栗駒山を目指す「自然観察路」を登ることにした。
このルートは昨日の登山路より30分程長く、少しハードだが初めてのルートは楽しいものである。1時間程で「産沼」に着く。
その上部に見晴らしは良くないが池塘の点在する素晴らしい桃源郷の台地があった。東側からの栗駒山も素晴らしい山容
だった。9時頃頂上に着き、南側(宮城県側)の途中まで下り、もう一つの山域「東栗駒山(1433.8m)」へ向かった。この山も
この時期、全山が一面真っ赤に染まる紅葉の名所である。この山を愛でながら、宮城県側登山口、「いわかがみ平登山口」
へ下山した。10時30分、いわかがみ平から栗駒山の頂上を登り返して、西側の須川温泉登山口へ14時45分帰り着いた。

15時15分この登山口を辞して、16時13分新幹線一関駅で家内と合流し宮城県側栗駒高原の宿に17時30分頃到着した。
この日は風が強く、9時過ぎから雲が山頂へ駆け上がっていた。夕方からは完全に山を雲が覆い、夜は雨が強かった。

翌朝25日、「いわかがみ平登山口」を霧の中で散策したが、山は諦め、周辺の鉱山跡や猊鼻渓散策で過ごした。さらに、
26日は、午前中に仙台空港に戻り、レンタカーを返して、仙台市内を観光し、夜の飛行機で22時10分関空着で帰阪した。

48枚の写真で「日本一の紅葉の山」の一つといわれる栗駒山の紅葉をお楽しみください。





♪♪アヴェマリア(カッチーニ)